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長塚京三、主演映画の反響に喜び 近所の人が「よ! と気安く声をかけてくれるようになった」

2025年2月16日 23:02
長塚京三、主演映画の反響に喜び 近所の人が「よ! と気安く声をかけてくれるようになった」
主演映画『敵』の舞台挨拶に登壇した長塚京三さん
俳優の長塚京三さんが15日、主演する映画『敵』の大ヒット記念舞台挨拶に、共演の黒沢あすかさん、吉田大八監督と登場し、作品の反響の大きさを実感した瞬間を明かしました。

本作は第37回東京国際映画祭で、最高賞にあたる『東京グランプリ/東京都知事賞』、さらに吉田監督が『最優秀監督賞』、長塚さんが『最優秀男優賞』に輝き、3冠を獲得。3月に香港で授賞式が行われる『第18回アジア・フィルム・アワード』で作品賞・監督賞・主演男優賞を含む6部門ノミネートされるなど、注目されています。

■同級生から「お前ははじめていい仕事をしたな」

1月17日の公開後は出演者にも様々な声が届いているそうで、長塚さんは「道を歩いていると年配の方が『よ!』と声をかけてくれた。ずっと同じ区域に住んでいたのに、これまで声をかけようかどうしようかと迷っていたような方からも『よ!』と気安く声をかけてくれるようになった」と、身近で反響を実感したエピソードを明かしました。

1974年にデビューし、俳優歴は半世紀となる長塚さん。映画では人生の終わりに向かって恐怖と喜びを抱えて生きる、77歳の元大学教授を演じています。

同世代の方からも好評だったそうで、長塚さんは「小学校の同級生にも定期的に会ったりするのですが、そういう方々からも『今回、お前ははじめていい仕事をしたな』という評価をいただきました。この映画のことをとても喜んでくれて、熱く語ってくれた。とてもありがたいなと思いました」と、喜びました。

そしてイベントの最後に長塚さんは「僕自身、とても素晴らしい作品、素晴らしい仲間に会うことができました。一生の思い出です。ありがとうございました」と、感謝の言葉を述べました。

最終更新日:2025年2月16日 23:02