ミッキー&ミニー、俳優陣不在のUSプレミアへ 米国の大規模ストライキがディズニー作品にも影響
今回のプレミアは、米国映画俳優組合(SAG-AFTRA)が7月14日から行っているストライキの影響で、俳優陣が全員欠席する事態に。イベントは、監督とディズニーキャラクターたちが出席し行われました。ミッキーとミニーは、“ホーンテッドマンション”をイメージした、パープルカラーでコウモリのシルエットがあしらわれたコスチュームで登場。他にもマレフィセント、クルエラなどディズニー・ヴィランズが駆けつけ、イベントを盛り上げました。
映画は、ディズニーランドの人気アトラクション“ホーンテッドマンション”を実写化。かつてカリフォルニア ディズニーランド・リゾートでキャストとして働いていた経歴を持つジャスティン・シミエン監督は、「僕は、東京のホーンテッドマンションが最高だと聞いています。僕たちは間違いなく、みなさんが大好きなものを実写化しようとしています。あなたたちのお気に入りのゴーストたち。ホーンテッドマンションの中のお気に入りの数々の部屋。僕たちは、この映画の中で、それらすべてのものにたくさんの愛情を注いでいます」と日本のファンへ向けてメッセージを送りました。
米国映画俳優組合は、ハリウッドスターやテレビの司会者ら約16万人が加盟。制作会社に対し、待遇改善と人工知能・AIの活用制限などを求め、14日からこの組合としては43年ぶりのストライキに入っています。組合員は撮影や宣伝活動を行うことができなくなり、トム・クルーズさんが来日イベントを中止するなど、日本にも影響が及んでいます。