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菅田将暉、チェロの弾き語りに挑戦 役所広司が絶賛「感動しました」

2023年4月6日 21:45
菅田将暉、チェロの弾き語りに挑戦 役所広司が絶賛「感動しました」
役作りで苦労したことを明かす菅田将暉さん
俳優の菅田将暉さん(30)が5日、映画『銀河鉄道の父』(5月5日公開)の完成披露試写会に、役所広司さん(67)らと登場し、役作りで苦労したことを明かしました。

本作は、第158回直木賞を受賞した同名小説の映画化。無名だった詩人・宮沢賢治を支えた、父・政次郎と家族の愛を描いた物語です。宮沢賢治の父・政次郎を役所さん、賢治を菅田さん、賢治の妹・トシを森七菜さんが演じています。

菅田さんは役作りについて、「やることがたくさんあったので、言葉もそうですし、チェロもそうですし、あと書く作業であったりといろいろさせて頂きました」と振り返りました。特に、チェロには苦労したそうで、「最初は指さえ動いていればいいくらいのオファーだったんですけど、(監督が)“音鳴るんだ。鳴るんなら音を使いたい”みたいな。“生で(音を)使うんですか?”みたいな…」と思わず驚いたことを明かしました。

さらに監督の要望は止まらなかったようで、「音はできるから、歌ってほしいみたいな。“チェロの弾き語りですか?”みたいな。お芝居しながらだと大変だし、うまく弾くことも大変なんで。まさかのそんなトライをさせて頂いて、だからちゃんとサントラとかに載って欲しいですよね。『チェロ・菅田将暉』って書いてほしいですよね」と話しました。

菅田さんのチェロについて感想を求められた役所さんは、「もうね、本読みの時はチェロをもう練習してたんで、ヘトヘトの顔してましたね。でも本番の時は見事だった。感動しました」と絶賛しました。