NEWS・加藤シゲアキ、事務所への思い明かす 「自分たちが一番会社に厳しい目を向けるべき」
イベントに登場した加藤シゲアキさん
NEWSの加藤シゲアキさん(36)が24日、最新長編小説『なれのはて』の発売記念会⾒に登場。『SMILE-UP.』に社名変更した事務所に対する思いを明かしました。
会見で、記者から“旧ジャニーズ事務所が社名変更し、1人の表現者としてどのように向き合っていきたいか?”を聞かれた加藤さんは、「被害者の方がいる話ですから、まず被害者に配慮しつつ、自分たちの会社で起きた問題ですから自分たちが一番組織や会社というものに、厳しい目を向けるべきだなと思っている。こういった立場であれですけど、作家業としてこの会社にいる必要があるのかと思われる方もいると思うんですけど、内側から監視したい。内側から組織を見つめたいし、いつか執筆をする上で、自分の中で大きなテーマになる可能性もありますし、おこがましいけれど、自浄作用の一端を担えればいいなと思います。それができないのであれば、僕は組織には必要ないと思っていますが、現時点ではそういうふうな思いです」と、事務所に所属する立場としての思いを明かしました。
続けて、「執筆して初稿を書き上げて、改稿作業中にこの問題が取り上げられまして、この小説はジャーナリズムみたいな部分もあったりするので、メディアの話も関わってくるので、この小説を今出していいのかというのは、すごく葛藤しました。その時に、自分が読み直す感覚としては、この小説が間違っているかもしれないということ。それこそ、自己批判的な厳しい視点で冒頭から丁寧に読み直したんですけど、結果的に自分の感覚は間違っていないと信じたかったし、それだけの覚悟を持って書いたという自負はあったので、どうとらえられるかという不安はありますけど、自分としては覚悟を持って書き上げた作品ですので、これを刊行しないという選択肢はないなと思い、刊行に至りました」と語りました。
会見で、記者から“旧ジャニーズ事務所が社名変更し、1人の表現者としてどのように向き合っていきたいか?”を聞かれた加藤さんは、「被害者の方がいる話ですから、まず被害者に配慮しつつ、自分たちの会社で起きた問題ですから自分たちが一番組織や会社というものに、厳しい目を向けるべきだなと思っている。こういった立場であれですけど、作家業としてこの会社にいる必要があるのかと思われる方もいると思うんですけど、内側から監視したい。内側から組織を見つめたいし、いつか執筆をする上で、自分の中で大きなテーマになる可能性もありますし、おこがましいけれど、自浄作用の一端を担えればいいなと思います。それができないのであれば、僕は組織には必要ないと思っていますが、現時点ではそういうふうな思いです」と、事務所に所属する立場としての思いを明かしました。
続けて、「執筆して初稿を書き上げて、改稿作業中にこの問題が取り上げられまして、この小説はジャーナリズムみたいな部分もあったりするので、メディアの話も関わってくるので、この小説を今出していいのかというのは、すごく葛藤しました。その時に、自分が読み直す感覚としては、この小説が間違っているかもしれないということ。それこそ、自己批判的な厳しい視点で冒頭から丁寧に読み直したんですけど、結果的に自分の感覚は間違っていないと信じたかったし、それだけの覚悟を持って書いたという自負はあったので、どうとらえられるかという不安はありますけど、自分としては覚悟を持って書き上げた作品ですので、これを刊行しないという選択肢はないなと思い、刊行に至りました」と語りました。