back number「心の距離がすごく近く感じる」 初の5大ドームツアー完走
back numberボーカル兼ギター、清水依与吏さん(写真:佐藤祐介・半田安政)
ロックバンド・back numberが23日、初の5大ドームツアー『in your humor tour 2023』のファイナル公演を福岡PayPayドームで行いました。
デビューから12年、初となる5大ドームツアー。3月18日から大阪・名古屋・札幌・東京・福岡の5都市で9公演を実施。公演のチケットはすべて即日完売し、38万人以上を動員しました。
デビューから12年、初となる5大ドームツアー。3月18日から大阪・名古屋・札幌・東京・福岡の5都市で9公演を実施。公演のチケットはすべて即日完売し、38万人以上を動員しました。
この日は1月にリリースした最新アルバム『ユーモア』の収録曲を中心に、『クリスマスソング』『高嶺の花子さん』など人気曲も含めて全19曲を披露。ライブでの声出しが解禁されたことで、熱演の合間には歓声やメンバーを呼ぶ声も聞かれました。
ライブ途中、ドラムの栗原寿さんは「今日、すごく近いよね? 物理的な距離は遠いんだけど、心の距離がすごく近く感じる。演奏してて、すごく嬉しい!」と観客の熱量をたたえます。「だから、物理的な距離も、縮めたいと思うんだけど・・・」とアリーナ後方のサブステージの存在を告げ、サブステージに移動。観客に近い場所で、3人向き合うように座り、アコースティックスタイルで楽曲を披露する一幕も見られました。
ライブ終盤、ボーカル兼ギターの清水依与吏さんは「あなたの人生を絶対に他人事だなんて思わないから。これからも、あなたに関係ある曲しかやりたくないから。それはイコール、俺たちに関係あるってことだから。生きていくのは簡単じゃないよ。バカにするやつもいるし。だけど、突っ張って、強がって、《人生は素晴らしい》って歌うんで」とメッセージを送りました。
アンコールでは「もっともっといい曲が書けるように、いいバンドになれるように努力して、また会いにくるんで」と決意を語った清水さん、3曲を歌い上げて、ツアーを締めくくりました。
アンコールでは「もっともっといい曲が書けるように、いいバンドになれるように努力して、また会いにくるんで」と決意を語った清水さん、3曲を歌い上げて、ツアーを締めくくりました。