『PERFECT DAYS』ドイツの巨匠が描くトイレ清掃員の日常 【アカデミー賞注目作品を紹介】
『PERFECT DAYS』 全国公開中 配給:ビターズ・エンド (c)2023 MASTER MIND Ltd.
いよいよ日本時間11日にせまった映画の祭典『第96回アカデミー賞授賞式』。栄冠に輝くのはどの作品なのか、『国際長編映画賞』にノミネートされている『PERFECT DAYS』を紹介します。
監督を務めたのは『パリ、テキサス』や『ベルリン・天使の詩』などで知られるドイツの巨匠・ヴィム・ヴェンダース監督。作品の舞台には、建築家・安藤忠雄さんなど16人のクリエーターが手掛けた、東京・渋谷にある『THE TOKYO TOILET プロジェクト』のトイレが使用されました。
監督を務めたのは『パリ、テキサス』や『ベルリン・天使の詩』などで知られるドイツの巨匠・ヴィム・ヴェンダース監督。作品の舞台には、建築家・安藤忠雄さんなど16人のクリエーターが手掛けた、東京・渋谷にある『THE TOKYO TOILET プロジェクト』のトイレが使用されました。
■主演・役所広司さんはカンヌで最優秀男優賞に
映画『PERFECT DAYS』(公開中)は役所広司さん演じるトイレの清掃員・平山の日常が描かれる物語。第76回カンヌ国際映画祭では、役所さんが最優秀男優賞を受賞するなど、世界的にも注目されています。
『国際長編映画賞』受賞となれば、濱口竜介監督の『ドライブ・マイ・カー』以来2年ぶりとなります。果たしてオスカー獲得なるか、授賞式は日本時間11日に行われます。
【第96回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネート作品】
『Io Capitano(原題)』
『PERFECT DAYS』
『雪山の絆』
『ありふれた教室』
『関心領域』