エンジェルブルーのコラボ商品「懐かしすぎる」 約4時間で完売のアイテムも 担当者を取材
1989年に誕生した『ANGEL BLUE』は、青い色が特徴的なキャラクター・ナカムラくんが人気のティーン向けブランドです。1990年代後半から2000年代前半にかけて、小学校高学年から中学生に人気を博しました。
今回のターゲット層は、当時買うことができなかった子供たちが、自分でお金を稼ぐようになって購入できるようになった世代である20代~30代だといいます。コラボが発表されると、SNSでは「当時買ってもらえなかった」「懐かしすぎる」「世代狙い撃ち」などの声が上がりました。
発売されたのは、ナカムラくんのチャームポイントでもある、大きな目と口が胸元に刺しゅうされたスエット(1万2650円)や、トートバッグ(4180円)、ポーチ(3850円)などです。発売は平日の正午からにもかかわらず、販売サイトにはアクセスが集中し、スエットは約4時間で完売したといいます。
■30代スタッフがコラボを立案「懐かしい気持ちを感じながらも、旬なスタイルが叶う」
今回企画を立案したのは、ADAM ET ROPÉの30代女性スタッフだといい、コラボの経緯について「もともと、ANGEL BLUEはADAM ET ROPÉで働く20代後半~30代のスタッフに人気があり、日常的にもよく話題にあがるブランドでした。ANGEL BLUEのエネルギッシュでにぎやかなテイストとADAM ET ROPÉのモードな相反するテイストが掛け合わさった時に、同世代の方にも懐かしい気持ちを感じながらも、旬なスタイルが叶う2000年代当時とは違ったファッションの楽しさを感じていただけるのでは、と思いコラボレーションを立案いたしました」と明かしました。
一部アイテムは完売していますが、スエットとポーチは追加生産がすでに決定したということです。