がんで闘病中の世界的な音楽家の坂本龍一さん（70）が、約2年ぶりにピアノ・ソロ・コンサートを開催。コメントを発表しました。

坂本さんは、2014年に中咽頭がん（約6年を経て寛解）、2021年には新たに直腸がんが見つかったことを公表し、現在も闘病生活を送っています。

そんな坂本さんが12月11日に開催するピアノ・ソロ・コンサート『Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022』。坂本さんにとって、2020年以来、約2年ぶりのコンサートで、28の国と地域に向けて世界配信される予定です。

坂本さんは、現在の状況について「かなり体力も落ちてしまって1時間とか1時間半もね、通常のコンサートっていうのはもう難しいんですよね」と吐露しました。

そのため11日は、1曲ずつ事前に収録した演奏を編集して配信するということです。

最後に坂本さんは、「コンサート形式の映像を作ってみなさんに見ていただきますのでどうか楽しんでください。通常のコンサートのように楽しんでいただければと思います。それでは、エンジョイ」とメッセージを届けました。