市川ぼたん「憧れていた南座に立つことができてうれしい」 父、弟と京都で“成功祈願”
3人が南座に登場すると、集まった観客からは“成田屋”と大向うがかけられました。また、成功祈願終了後は南座にて顔見世興行の期間に劇場前を彩るまねき看板を飾る「まねき上げ」が行われました。
團十郎さんは「團十郎というまねきも父が最後に、10年ほど前にあがってから、久しぶりにあがるということで、また、まねきも72枚あるそうで、昭和44年(1969年)に匹敵するくらいの多さということです。歌舞伎界にとりましても、華やかな興行となる次第でございます」と挨拶しました。
そして、ぼたんさんは「今回、父と弟の襲名披露、顔見世興行に出演できることをとてもうれしく思います。また、父と弟が舞台に立っていて、すてきだなと思い、憧れていた南座に立つことができて本当にうれしいです。市川ぼたんという名前のまねきがあがることが本当にうれしいですし、それを誇りに思って、父と弟の襲名披露の舞台で一生懸命頑張っていきたいと思います」と意気込みを明かしました。
また、新之助さんは「市川新之助という名前になって、はじめてまねきがあがり、すごくうれしいです。12月の舞台、ぜひ見に来てください」と話しました。