同姓同名の人が、一か所に集まるギネス世界記録。これまで、日本の“タナカヒロカズ”さんが178人集まり記録を持っていましたが、現地時間4日にセルビアの“ミリツァ・ヨヴァノビッチ”（Milica Jovanovic）さんが256人集結し、公式認定員立ち合いのもと記録を塗り替えました。

“タナカヒロカズ”さんのギネス世界記録は、2005年にアメリカで記録されていた“マーサ・スチュワート”さんの164人を超えるため、2022年10月に『タナカヒロカズ運動全国大会2022』を開催。会場に、178人の“タナカヒロカズ”さんが集まり、記録を更新しました。

今回、その記録を更新したのは、“ミリツァ・ヨヴァノビッチ”さん。地元・セルビアの企業が呼びかけたところ、首都・ベオグラードのショッピングモールに“ミリツァ・ヨヴァノビッチ”さんが256人が集まりました。

記録が更新されたことを受け、発起人の田中宏和さんは「わずか98日間。ナポレオン1世の百日天下のような短い世界一でした。残念です」としつつも、「世界中の人たちが同姓同名コミュニティの面白さに気づき、人と人が思いがけない新しい絆をつくり、集まることの喜びがもっと広がればと思います」と語りました。

さらに、「新たな目標ができました。現在242人のタナカヒロカズの会は、もちろん2度目のギネス世界記録更新に向け準備を進めて参ります。さらなるタナカヒロカズさんのご参加、新たなタナカヒロカズさんのご誕生、タナカヒロカズの会への企業からの支援をお待ちしています」と呼びかけました。