ビートたけしさん（77）が9日、お笑いコンテストに審査員として登場。若手芸人たちに辛口メッセージを送りました。

ビートたけしさんが、実行委員会の名誉顧問をつとめ、今回で6回目となる『江戸まちたいとう芸楽祭』。その目玉プログラムとして行われるのが、お笑いコンテスト『たけしが認めた若手芸人　ビートたけし杯「お笑い日本一」』。審査員のたけしさんと高田文夫さん、お笑いコンビ・ナイツの前で、ヤーレンズや、ちゃんぴおんずなど8組の若手芸人が漫才やコントを披露しました。

芸人たちのネタをすべて見届けたたけしさんは「実力よりは全員失敗してるというか、思ったより全員ウケてないなって」とポツり。すると、審査員として参加していたナイツの塙宣之さん（45）が「優勝者がいるだけすごいんです。（本当は）該当者なしだったんです」と、フォローするひと幕も。

結果、優勝を手にしたのはヤーレンズ。たけしさんは、2人に対して「最後にちょっといいこと言います。芸人は演芸場やライブで爆笑をとっていれば必ずチャンスは来ます。しかしただチャンスを待つのではなく、今はYouTubeなど、どんどんアピールする場があるのですから、ネタを考えることと同じように、貪欲に売れるということも考え、日々精進してください。そして売れたあかつきには、私への感謝の気持ちとお布施を絶対に忘れないように」と、最後はオチをつけて会場を笑いに包みました。