伊藤英明「木村さんの顔が見られなかった」 岐阜城での木村拓哉との目頭が熱くなったエピソード明かす
映画は、木村さん演じる織田信長と、綾瀬はるかさん演じる信長の正室・濃姫の激動の人生を描いた物語。“魔王”として恐れられながらも悩み苦しみ生きる信長と、側で支え続けた強き女性・濃姫の姿が描かれます。
イベントで伊藤さんは挨拶中に、客席に配られた音が出るクラッパー(音が出るグッズ)について言及し始め、客席から一斉に鳴らされると「これがあるのとないのでは全然違うなと。どうでしょうか」と突然、木村さんに話を振ると、木村さんは「また着地点がわからなくなってるぞ。でもきょうはみなさん声が出せると言うことなので、ヒデが迷ってもみんながちゃんと笑ってくれてるから大丈夫」と冷静にコメント。
伊藤さんが笑顔で「それを聞いて安心して」と再び話始めると、すかさず木村さんが「羽を伸ばすな」とツッコミを入れ、会場は笑いに包まれました。
■「(木村さんの)自然の気持ちを聞くことが出来てすごく嬉しい」
さらに、“木村さんに伝えたいことはありますか”と聞かれた伊藤さんは「自分がこの映画を見させていただいた次の日に木村さんと岐阜城に登って、映画の中にも信長公が『ここは岐阜じゃ』と命名する場所があって。木村さんが岐阜の街を眼下に見ながら目頭を熱くされて『彼らにはもっと生きていてもらいたかったな』と。そのとき僕も泣きそうになって。木村さんの顔が見られなかったなと」と木村さんの熱い思いに感動したと語りました。
続けて伊藤さんは「ご自分が演じた役を通して自然の気持ちを僕が聞くことが出来て、その気持ちをこの映画をご覧になってくださった皆さんと共有できたのがすごく嬉しいし、これからもこのエピソードを聞いてそういう思いを持ってこの映画をまた何度でも見ていただきたいなと思ってます」とコメント。
話し終えた伊藤さんは“話が長かったかも”と感じたのか、すぐさま木村さんの表情をのぞき込み、木村さんの笑顔を確認すると、安堵の表情を見せました。