橋本環奈、上白石萌音との“絆”に涙「きょうこそは私が支える」 舞台『千と千尋の神隠し』大千穐楽
■橋本環奈 初舞台は「役者としてすごく大きな財産に」
主人公・千尋役で初舞台に挑んだ橋本さん。カーテンコールで「今回の舞台で大きく2つ財産を得ることができました。まず1つ目は、来てくださっているお客様方からです。毎日、拍手であったり反応であったり、終わった後のご意見・ご感想をたくさんいただき、それによって舞台を始める前とは全く違った考え方、お芝居をしているときの見せ方を感じて、新鮮な気持ちになることがたくさんありました。これが舞台じゃなく、映画やドラマの現場でも生かせるんじゃないかなと思い、役者としてすごく大きな財産となりました」と涙をこらえながら語りました。
さらに、「2つ目はカンパニーのみんなです」と舞台共演者・スタッフたちにお礼を伝えました。
■コロナ禍で支え合った2人 上白石萌音のサプライズに橋本環奈が涙
その中でも、Wキャストで千尋役を務め“二人三脚”で公演をまわってきた橋本さんと上白石さん。期間中、橋本さんが新型コロナウイルスに感染したときは上白石さんが代演を、また大千穐楽は上白石さんの感染により、橋本さんが千尋役を務めました。
この日サプライズで、大千穐楽の舞台に立てなかった上白石さんからのボイスメッセ―ジが流されました。上白石さんは「長いようで短かった7か月、まさに“神隠し”にあっていたような気分です。千尋として必死に走り、学び、宝物をたくさんいただきました。今、私は本当に幸せです。いろいろな思いを抱えながらも、ご理解とお心添えをくださったお客様方。最後まで試練に挑み続けた最強のスタッフ、キャストの皆様。そして、いつでも“最高の相棒”でいてくれた環奈ちゃん。お一人お一人に心から感謝しています」とコメントし、橋本さんはそれを聞き、声をあげながら涙を流しました。
■橋本環奈「きょうこそは私が支える」 大千穐楽で見せた絆
そんな思いを聞いた橋本さんは「同じく“千尋”の萌音ちゃんにたくさん支えてもらいました。きょう、萌音ちゃんの代演と決まったとき連絡をもらって“たくさん背負わせてしまうね”と、“本当にありがとう” “成功できるように全身全霊で祈ってる”という言葉をもらいました。博多座で萌音ちゃんが代演をやってくれたときもそうですが、稽古初日から萌音ちゃんには本当に助けてもらってばっかりで、きょうこそは“私が支えるんだ”って気持ちで意気込んでいたんですが、最後の最後まで助けてもらいました。萌音ちゃん本当にありがとう」と一礼し、感謝の気持ちをあらわしました。