『夏のさつまいも博2024』開催 “夏”に食べるさつまいもの魅力とは 「全然違う楽しみ方ができる」
今回で3回目となる『夏のさつまいも博』。全国からの18店舗に加え、さつまいもに関わる関連企業などが参加。スイーツやフードが楽しめます。
『神戸芋屋 志のもと』の『冷やし焼き芋』や、『芋福堂』の『飲む焼き芋』。また、さつまいものミルキーなシャーベットの上に、さつまいもの1ミリモンブランを絞った『ほっこり芋』の『お芋のシャービー ~モンブランがけ~』など、さつまいも博限定の商品もあります。
■夏のさつまいもの魅力とは?
そもそも“さつまいも”といえば秋のイメージですが、様々な形で夏に楽しめるのはなぜなのか、さつまいも博実行委員長の石原健司さんに話を聞いてみると「とれたてのおいもは甘さがのってなくて、熟成して初めて甘さが出てくる作物。最近だと農家さんの工夫があったり技術の進歩、品種の進歩で1年中まわるようになった。ただ甘いおいもがまわるのではなくて、おいもスイーツとして食べる楽しみ方っていうのもたくさん増えてきたので、それを多くの方に知っていただくために真夏に(イベントを)やるようになりました」といいます。
さらに秋・冬・夏と季節ごとにさつまいもの楽しみ方は違うそうで「秋の時期は焼きいもでいってもホクホク系とか、冬は本番の甘いおいもを食べていただいて、夏時期に生のおいもから焼きいも食べるっていったら珍しいのでそういうのがあったらぜひ食べてほしいですし、完熟のさつまいもを使った冷やし焼き芋とか、それを使ったスイーツ、秋冬で食べるものとでは全然違う楽しみ方ができるんじゃないかなと思います」と教えてくれました。
イベント初日は、平日にもかかわらず多くの人が来場。バイト仲間で訪れたという3人組は「(秋冬のさつまいもは)ホクホクのイメージ」「(夏のさつまいもは)また甘い」と話し、夏のさつまいもイベントには初めて訪れたという20代の社会人2人組は「秋冬と夏で食べるものが違うから(季節で印象が違う)」とコメントし、笑顔でさつまいもを堪能していました。