来年の食のトレンドは? 「慣れ親しんだ食材や料理が、新しいアイデアを受けて変化する兆し」
『食トレンド予測』は、クックパッドの検索・アクセスデータ や、SNSや各種メディアで話題となったトピックス、有識者が注目する動向などをもとに、クックパッドが独自に選出しています。
選ばれたのは、『パリおにぎり』、『とうもろこし』、『モノクロスイーツ』、『グラブジャムン』、『アジアン粥』、『英国式スコーン』、『クラフト紅茶』の7品目です。
■『パリおにぎり』や『とうもろこし』昔からの料理や食材が変化
『パリおにぎり』は、パリ風にアレンジされたおにぎり。現在パリでは、日本のおにぎりが人気だといい、日本での馴染みのある鮭やツナマヨから、トマト&オリーブ、サーモンクリームチーズなどフランスらしい具材も多数出ているといいます。
『とうもろこし』は近年、糖度の高さをセールスポイントにした甘い品種が開発されており、 爆発的ブームになったさつまいもと同様の流れだといいます。
『グラブジャムン』は、インドのスイーツ。小麦粉・砂糖・ミルクを混ぜて揚げた丸形のドーナツを、カルダモン風味のシロップに漬けたもので、「世界一甘い」と称されているほどの甘さが特徴だといいます。
クックパッドニュース編集長の植木優帆さんは、「慣れ親しんだ食材や料理が、新しいアイデアを受けて変化する兆し」と予測。「おにぎり、お粥、とうもろこしなど、日本に古くからある食材や料理が、海外からのアイデアに影響を受けて、これまでとは異なるスタイルで楽しまれそうです。健康志向の高まりと、2022年以降続いている物価の高騰により、米が人気の主食として再び脚光を浴びる可能性も高そう」としています。