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来年の食のトレンドは? 「慣れ親しんだ食材や料理が、新しいアイデアを受けて変化する兆し」

2023年11月29日 22:20
来年の食のトレンドは? 「慣れ親しんだ食材や料理が、新しいアイデアを受けて変化する兆し」
2024年の食のトレンドは?
料理レシピ投稿・検索サービスなどを提供するクックパッドが29日、『食トレンド予測2024』を発表しました。

『食トレンド予測』は、クックパッドの検索・アクセスデータ や、SNSや各種メディアで話題となったトピックス、有識者が注目する動向などをもとに、クックパッドが独自に選出しています。

選ばれたのは、『パリおにぎり』、『とうもろこし』、『モノクロスイーツ』、『グラブジャムン』、『アジアン粥』、『英国式スコーン』、『クラフト紅茶』の7品目です。

■『パリおにぎり』や『とうもろこし』昔からの料理や食材が変化

『パリおにぎり』は、パリ風にアレンジされたおにぎり。現在パリでは、日本のおにぎりが人気だといい、日本での馴染みのある鮭やツナマヨから、トマト&オリーブ、サーモンクリームチーズなどフランスらしい具材も多数出ているといいます。

『とうもろこし』は近年、糖度の高さをセールスポイントにした甘い品種が開発されており、 爆発的ブームになったさつまいもと同様の流れだといいます。

『グラブジャムン』は、インドのスイーツ。小麦粉・砂糖・ミルクを混ぜて揚げた丸形のドーナツを、カルダモン風味のシロップに漬けたもので、「世界一甘い」と称されているほどの甘さが特徴だといいます。

クックパッドニュース編集長の植木優帆さんは、「慣れ親しんだ食材や料理が、新しいアイデアを受けて変化する兆し」と予測。「おにぎり、お粥、とうもろこしなど、日本に古くからある食材や料理が、海外からのアイデアに影響を受けて、これまでとは異なるスタイルで楽しまれそうです。健康志向の高まりと、2022年以降続いている物価の高騰により、米が人気の主食として再び脚光を浴びる可能性も高そう」としています。