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ちいかわ駅弁、ファンの反響受けて再販売 掛け紙は“東海道新幹線の限定描き下ろし”

2023年9月22日 6:10
ちいかわ駅弁、ファンの反響受けて再販売 掛け紙は“東海道新幹線の限定描き下ろし”
再販売された『ちいかわ駅弁』
イラストレーター・ナガノさんが手がけ、SNSで人気となったキャラクター『ちいかわ』とコラボレーションした『ちいかわ駅弁』がファンの反響を受けて再販売されました。再販売に至った経緯や、買いに来た“ちいかわファン”を取材しました。

東海道新幹線のサービスを提供するジェイアール東海パッセンジャーズが、3月と4月に販売した『ちいかわ駅弁』。今回、9月19日~25日の期間限定で再販売されました。再販売に至った経緯について担当者は、「お客様からお弁当の内容についても評価をいただき、(前回は)数量が限定されていたので再販売を求める声を多くいただいていました」とファンの後押しがあったことを明かしました。

今回の『ちいかわ駅弁』は、事前にインターネットで申し込む抽選販売。すでに抽選期間は終了し、東海道新幹線品川駅の駅弁売店で、9月19日~25日の期間限定で、1日当たり500食限定で引き換えを行っています。

お弁当の内容は、たこウインナーや塩むすびなど定番のおかずの他に、ステーキ(国産牛使用)や、おすしなど少し豪華なおかずも入った、盛りだくさんなお弁当になっています。

『ちいかわ駅弁』の魅力について、購入した20代の人は「ポストカードが入っているみたいなんですけど、お弁当も『ちいかわ』のストーリーに合わせた内容になっているので、すごく楽しみで買いに来ました」と喜んでいました。

また、購入した30代の人は、「子供2人が、ちいかわ好きで。上の子は“うさぎ”、下の子は“ハチワレ”が好き。丸くて柔らかい感じの印象が気に入っているみたいです」と明かしました。

『ちいかわ駅弁』の掛け紙は、東海道新幹線の車内の様子をイメージした、駅弁限定の描き下ろしイラストになっています。10月にサービスを終了する車内販売をしているのは、ちいかわ。また、車内販売で売られているアイスのシンカンセンスゴイカタイアイスのカタさに苦戦しているのは、ハチワレ。さらに、座席で駅弁を頬張る、うさぎが描かれています。

さらに、お弁当の箱や中身以外にも、ちいかわが用いられています。お弁当に入っているお箸には、“ちいかわ”の文字を刻印、イラストが描かれた箸袋に収められています。購入した客は、「(子供たちには)自分の箸で食べてもらい、記念に(ちいかわ箸は使わず)取っておきます」と、ちいかわ限定アイテムに喜んでいました。