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【初老ジャパン】活動拠点のイギリスではギョーザと野菜づくり 総合馬術団体・銅メダル

2024年8月13日 22:50
【初老ジャパン】活動拠点のイギリスではギョーザと野菜づくり 総合馬術団体・銅メダル
“初老ジャパン” 4人が語る勝負曲とイギリスでの生活
パリ五輪・総合馬術団体で銅メダルを獲得した大岩義明選手(48)、戸本一真選手(41)、田中利幸選手(39)、北島隆三選手(38)の4人に、試合前に聴く勝負曲やハマっていることをインタビューしました。

1932年のロサンゼルス五輪以来92年ぶり、馬術団体では史上初となる銅メダルを獲得した馬術日本代表。“大事な試合前に聴く音楽”を伺いました。

――大事な試合の前に聴く音楽はありますか?

田中:SEAMOの『Continue』です。歌詞が好きですね。

北島:HIPPYさんの『君に捧げる応援歌』ですね。よく聴いてるんですけど、歌詞がなんといっても響きますね。自分と照らし合わせちゃいます。

大岩:ぼくは和楽器バンドの曲を聴いてますね。これっていう曲よりは、ずっと流れている感じです、いろんな曲が。

戸本:絢香さんの『夢を味方に』という曲です。歌詞が好きで、聴く日のコンディションによっては、すごくやる気になるし、その日の精神状態によっては慰めてもらうようないろんな感情になる歌ですね。

――どんなタイミングで聴きますか?

北島:ぼくは普段から聴きますね。ちょっと気持ちあげたい時とか、なにかと聴きます。

田中:トレーニングやランニングの時に聴きます。

――試合直前には聴かない?

田中:直前は聴かないですね。余裕がないですね。

大岩:馬に乗ってるときは、馬からのサインを逃さないように集中してるから。

さらに、4人に“ハマっていること”や“リラックス方法”を伺いました。すると、田中選手は、キジを自ら調理するほどの腕前だといいます。

――競技以外で“ハマっていること”を教えてください。

田中:料理ですね。ギョーザとかなんでも。ギョーザは皮から作ります。こだわりは1日寝かせるんですよね、皮もあんも。

北島:野菜づくり。庭で野菜つくってます。大根やゴボウ、ちょっと前はほうれん草や枝豆など。

田中:イギリスにない野菜とか、作ってます。

――イギリスを拠点にされているからですね。その野菜でどんな料理をつくるんですか?

北島:(田中選手に)任せて。一緒に住んでいるので。採れた野菜を。

田中:大葉とかつくってくれた。それをギョーザに入れたり。

――大岩選手と戸本選手が競技以外で“ハマっていること”はなんですか?

大岩:いまは一人ではなくて家族がいるので、朝から出かけるまでと家に帰ってきてからは、ずっと子供と一緒にいるので、子供と遊ぶことしかいまはないです。

戸本:家族は日本で僕だけがイギリスなので、家族の時間もないですし。料理というほど料理がうまいわけではないですし。本当にハマってるものがなくて。つまらない人生だなと思います。

――リラックス方法はありますか?

戸本:日本のバラエティー番組はよく見ますね。

――どの番組をみますか?

戸本:えっと~。局はどこかな…。『しゃべくり007』はよく見ますね。『しゃべくり007』は本当によく見てます。

■応援してくれたファンへメッセージ

最後に、応援してくれたファンに向けて、それぞれメッセージをいただきました。

田中:92年ぶりにメダル取れました。日本の皆さん、応援ありがとうございました。

北島:たくさんの声援ありがとうございました。みんなの力で勝ち取ったメダルだと思っています。感謝しています。

大岩:僕は5回目にして、ようやく取れたメダルです。昔から長いこと応援していただいて、皆さんありがとうございました。

戸本:日本馬術界、悲願だったメダルをついに取ることができました。馬術をご覧になったことがない方も、見ていただいたと聞いているので、馬術に興味を持ってもらえたら僕らもうれしいなと思っています。おじさんたちやりました!