■“変化の年”だった2022年　ロケ番組で元メンバーとの共演も

——2022年はどんな1年でしたか？

今年は本当に色んなことがあったなと思って。（乃木坂46を）卒業したし、事務所も移籍したしで“変化の年”だったなと思います。

——2022年を漢字一文字で表現すると？

新内眞衣の「新」という字。今年新しいこととか、新しい環境になったりとか、新しい立場になったので「新」というのが合っているかなと思います。

——新しい経験をされた中で、「これを頑張りたい！」と思ったことはありますか？

ロケ頑張りたいです！　ロケ楽しいなって思いますし、どの現場もそうなんですが、どう転ぶかわからないのを出演者として頑張っていきたいなと思います。

——今年、ロケはたくさん経験しましたか？

はい！　いっぱい行かせていただきました。川のアクティビティーをやらせていただいたり、動物園に行かせていただいたり、お寺行かせてもらったり…。色々、ロケさせていただきました。

——特に印象に残っているロケは？

福岡に（元乃木坂46の）松村沙友理ちゃんと旅ロケに行ったんですけど、くじ引きで行くところを決めるんです。だから、どこに行くかわからないという感じで、しかも2人で成立させなきゃいけないじゃないですか。そういう経験があまりなかったので、それはすごくワクワクしました。

——ロケといえば“食リポ”が定番。“食リポ”は得意ですか？

いや～、苦手…というとアレなんですけど。まだまだ勉強中という感じで。食べて、10秒の中でコメントしなきゃいけないので、めちゃ技術いるんだなって思ったりします（笑）。

■グループ卒業後に感じた“現役時代やっておいてよかったこと”

乃木坂46卒業後の変化を明かす新内眞衣さん

——グループを卒業して最も感じた“大きな変化”は？

楽屋に人が少ないなと思います。すごく大きい楽屋で、みんなで一緒にいたので。1人のためにメイクさんがいて、マネジャーさんがいて、スタイリストさんがいる環境ではなかったので、すごく身が引き締まる思いです。

——グループの時は楽屋にどのくらい人がいましたか？

メンバーだけでいっぱいいるので。年末とか全員で稼働するときとかは、100人近くいるんじゃないかってくらい人がいます。

——急に1人になって、さみしさはないですか？

めちゃさみしいです！　けっこう私は楽屋でしゃべるタイプだったので、口数は現役時代より減ったかもしれないです。

——アイドル時代に「これはやっておいてよかった！」ということはありますか？

ラジオを長くやらせてもらっていたので、“色んな方が聞いてくださっていたんだな”と改めて思いました。“乃木坂の子”って言っても、いっぱいいるんですよ。現役の子もそうですし、卒業生も含めると“乃木坂の子”ということで覚えてもらえるきっかけにはなるとは思うんですけど、そこからもう1個“ラジオやっていた子”と言われると何人かに絞られると思うので、それが話の取っかかりになったりもします。芸人さんでも“あっ！　オールナイトニッポンやっていた子だよね！”とか言ってくださったりすると話が弾んだりするので、やっていてよかったなと思います。

■活躍が目覚ましい卒業生たち…気になるメンバーは？

——乃木坂46の卒業生がドラマや映画、テレビ番組などで活躍しています。刺激を受けますか？

刺激というか、うれしくなります。一緒に期間を過ごして、色んなことを経験させていただいたので（活躍を）見ると「（拍手しながら）わぁ～すごい～」って思いますね。

——特に「活躍がすごい！」と新内さんが感じるメンバーは？

生田絵梨花ちゃんは、すごいなと思いますね。私とほぼ一緒くらいに卒業したんですけど、活躍がすごいので。いくちゃん見る度に「またこれも出るの！？」「こんなのもやるの！？」みたいな感じで。いつもネットニュース見て、ファンと同じですよね。「すごーい！」って思っています。今度ミュージカル見に行こうと思っています。

■新内眞衣が語る　2023年の“野望”

——2023年の目標は？

レギュラー番組を増やしたいなと思います。継続的にあるものって、すごく自分の中でも勉強になりますし、単発のものより、だんだん空気感ができていったりするのがすごくステキだなと思うので。

——レギュラー番組を増やすため、自身に必要なスキルは何だと考えますか？

“人に会うこと”かなと思います。現役時代はアイドルの子たちと一緒にいることが多かったので、色んな人に会って、色んなことを聞いて、色んなことを話していけるようになりたいなと思います。今ちょうど、ヒコロヒーさんと連絡先を交換しました。「飲みに行こうよ～」と言われてすごくうれしかったので、そういうところから（交友関係を）広げていきたいなと思います。