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伊東四朗86歳 「古巣に帰ったような気がしまして」 後輩・三宅裕司の熱海五郎一座に初参加

2024年6月1日 22:45
喜劇役者の伊東四朗さん(86)が31日、舞台の取材会に出席し、意気込みを語りました。

伊東さんが登場したのは熱海五郎一座『スマイル フォーエバー~ちょいワル淑女と愛の魔法~』の取材会です。熱海五郎一座は、伊東さんが旗揚げした伊東四朗一座の“東京の笑い”を継承した形で、三宅裕司さん(73)が旗揚げした一座です。2014年からは新橋演舞場に進出しシリーズ化。そして今回、シリーズ10回記念となる公演に、一座の前身となる伊東四朗一座の座長だった伊東さんが初めて参加します。

現在86歳で、喜劇界のレジェンドともいわれる伊東さんですが、意外にも新橋演舞場での公演は初めて。取材会では「大感激ですよ。若い頃さんざん通わせていただいた新橋演舞場ですからね」とコメント。

後輩の三宅さんたちとの共演について「ホッとしますね。何年一緒にやったんでしょうか。それだけでもホッとする。古巣に帰ったような気がしまして、とてもうれしかったですね」と語りました。

また、2日後に迫った舞台について「こんなに出番のある芝居は初めてです。どこをやってるか、よくわかんないということがありまして、まだとっても心配心配の連続でございます。今回の芝居の出来によって、身の振り方を考えようと思っております」と冗談交じりに答え、会場を笑わせました。

そして、最後に「みなさん私のことを先輩先輩と言いますが、(三宅さんたちも)結構な年なんですよね。長老劇団といってもいいくらいなので、そのパワーを世間の皆様に見せつけてやろうじゃないか」と意気込みました。