俳優の役所広司さん（67）が5日、主演する映画『銀河鉄道の父』初日舞台挨拶に、共演者の菅田将暉さん（30）や田中泯さん（78）らと登場。役所さんが、田中さん手作りの品を絶賛しました。

本作は、第158回直木賞を受賞した同名小説を映画化。無名だった詩人・宮沢賢治を支えた、父・政次郎と家族の愛を描いた物語です。賢治の父・政次郎を役所さん、賢治を菅田さん、賢治の祖父・喜助を田中さんが演じています。

MCから、撮影中には聞けなかった“今だから共演者に聞きたいことは？”と振られた役所さんは「田中泯さんの作る野菜とか味噌（みそ）とか、いろんなものがとてもおいしい。いま一番食べ頃の野菜は？」と田中さんに質問しました。

田中さんは、「タマネギです。タマネギは冬の間、どんどん葉が上にきれいに伸びていく。“食べてくれ”という時期になると、ポキッと途中で折れる。それが（食べ頃の）サイン。（タマネギを）送りましょうか？」と聞き返すと、役所さんは「催促したみたいで…」と恐縮する姿勢を見せました。

また、役所さんが「（田中さんに）ジャガイモとか野菜を送っていただいて、味噌がおいしいんですよ」と明かすと、菅田さんも共感。そして、田中さんは「（味噌は）35年作っています。ブランドじゃないんですけど」と手作り味噌に自信をのぞかせていました。