市川新之助 9歳が初舞台 約3分間“早口でのセリフ”披露 堂々と挨拶も
昼の部では、八代目市川新之助としての初舞台『外郎売(ういろううり)』に出演。人気狂言である『外郎売』の主役に、史上最年少で挑戦しました。新之助さんは花道から登場し、「祖父・十二代目市川團十郎が作り上げました『外郎売』を、父・十三代目が受け継ぎ、その思いを私が継承させていただきます」と挨拶。最大の見せ場である“早口でのセリフ”を約3分間にわたり堂々と披露し、観客から大きな拍手が送られました。
さらに夜の部で、新之助さんは襲名披露『口上』で「そののちはひとかどの歌舞伎役者となれるよう 一生懸命相勤めますれば、どうぞよろしくお願い申し上げ奉ります」と挨拶。
演目『助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)』では、福山かつぎ役で出演。父・市川團十郎さんや、松本幸四郎さん(49)、尾上菊之助さん(45)らと共演し、無事“新之助としての初舞台”を終えました。