×

戸田恵梨香&永野芽郁 “母娘役”に”警官ペア” 共演重ねる2人が明かすプライベート食事会

2022年11月18日 22:10
戸田恵梨香&永野芽郁 “母娘役”に”警官ペア” 共演重ねる2人が明かすプライベート食事会
映画「母性」で主演した戸田恵梨香さん
11月23日に公開される映画『母性』で、親子役を演じた俳優の戸田恵梨香さん(34)と、永野芽郁さん(23)にインタビュー。“娘を愛せない母親”と、“母に愛されたい娘”という複雑な親子関係を描いた今回の映画。2人に演技で苦労したことや、実際の母親や家族との関係について伺いました。また、2021年に放送されたドラマ『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』でも共演した2人。プライベートで開いた食事会について明かしてくれました。

■取材を受ける中で気づかされた“母親像”

――まずは戸田さん、母親役を演じていかがでしたか?

戸田:この役そのものが難しかったです。“母性”ということを考えたこともなかったですし、ちょっと自分の中にはない世界観だったので、それをどのようにリアルに体現していくかというのがすごい難しかったです。今回、“母の目線”、“娘の目線”、それから真実っていう3つの目線があったので、そこを自分で間違えないように気をつけていました。

――その考えたことがなかった“母性”ですが、もし戸田さん自身が“お母さん”になるとしたら、どんな母親になると思いますか?

戸田:この作品をやるにあたって、“母性とは”っていうのを考えてなかったんです。どちらかというと、この役をどういうふうに体現して、この脚本をどうやって成立させるかっていうことしか考えてなかったので。むしろ母性の話だったっていうことを、こうやって取材を受ける中で気づかされた、思い出させられたっていう感じだったんですけど。だから“(自分だったら)どういう風になるんだろう”っていうのを考えたことなくて。いざこうやって(取材で)話していく中で、(自分が母親になったら)「こうだと思う」っていう正解を子どもに押し付けないようにしたいな、気をつけなきゃいけないなって思いました。

――永野さんは母に愛されず利用されて生きる娘役でしたが、役作りはどのようにされましたか?

永野:やっぱり自分が想像している親子像とはまた違う親子だったので、(役は)救われるところがなかなかない子だから、自分自身の気持ちと、役の気持ちを成立させていくのがすごく難しくて、いろんな場所で葛藤したなと思います。

――戸田さんにご相談もされたと伺いましたが…

永野:映画の中で、時間経過があるので、その“母の目線”の時と、“娘の目線”の時と、そしてそれがどうやって進んでいくかっていう、いろんなところから考えなきゃいけなかったので、勝手に頭の中がこんがらがっちゃって。「どうしよう」ってなった時に、すぐ「戸田さん、どうしたらいいですか?」って、何でもかんでも戸田さんに相談していました。

■実の母や家族とのエピソード

――映画では、母親と娘の関係性を振り返る部分が多く描かれますが、ご自身のお母さんとの思い出を教えてください。

戸田:近年でいうと、朝ドラをやらせてもらった時、数か月間、関西の方にいたんですけど。母が自分の所に来てくれて、家のこととか、私のことを見てくれていたんですよ。16年ぶりに親子で生活を過ごしたことがすごく印象的で。その時にやっぱり娘であることの幸せっていうのがすごい実感しました。

――どのように過ごされたんですか?

戸田:と言っても、朝の6時過ぎには家を出なくちゃいけないし、帰ってくるのも夜11時とか夜中2時に帰ってくることもあったりしたので、これといってできたことはないんですけど。母に朝、お弁当を作ってもらったりとか、そのお弁当を洗ってもらったりとか。お風呂を沸かしてもらうっていう、日常的な生活を母にフォローしてもらうのがすごい幸せでした。

――永野さんは幼少期、お母さんやご家族との思い出で印象に残っていることはありますか?

永野:そうですね…すごく仲がいい家族なので、一人部屋がなかったんですよ。兄は一人部屋あったんですけど、兄も家族が好きすぎてリビングから誰もいなくならないんですよ。

戸田:すごーい!

永野:寝るときだけ解散していくみたいな感じで、ずっと家族で過ごしていたので、一人暮らしするってなった時、一人部屋がないまま始まったので、ちょっと不思議な気がしました。

――仲のいい家族と離れての一人暮らしは寂しくなかったですか?

永野:それこそ私も“朝ドラをする”ってなった時に一人暮らし始めたので、“寂しい”って感じる間もなく日々が過ぎていって。気付いたら自立させてもらってたみたいな。周りの環境で自立させてもらったって感じだったので、寂しさは、運良く感じずに過ごせましたね。

■ドラマ『ハコヅメ』でも共演 2人のプライベート食事会

この映画の撮影後、ドラマ『ハコヅメ』の現場に入った2人。共演を重ねる2人のプライベート食事会についても明かしてくれました。

――2021年にドラマの取材をさせていただいた時に、永野さんから「戸田さんと鍋パーティーがしたい」とおっしゃっていましたが、実現はされましたか?

戸田:しました、しました!

永野:実現しました~!

戸田:私がご飯作って…芽郁ちゃんが食べました。

永野:(笑)。私は一切お手伝いもせず、せかせかまわりだけ…「何かやることありますか?」って言うだけ言って。もう『ハコヅメ』の役の“藤さん”のまんまです。「いいよ、いいよ。座ってて」って言ってくださって、ひたすらおいしいご飯が出てくるという。

――何を召し上がられたんですか?

戸田:え…? 何作ったっけ…何作った!?

永野:おしゃれなサラダから出てきましたよ。家じゃ出てこない。

戸田:あ!サラダは覚えてる。紫キャベツと、シャインマスカットのサラダを出して…

永野:自宅じゃなかなか…。シャインマスカットと紫キャベツですよ? だってまず紫キャベツ、私買ったことないですもん、人生でそもそも。その2つが合わさって出てきて感動しました!「(お店に)食べに行ってるのと一緒じゃん!」って思っておいしかったです!

一緒に見られているニュース

0:54

北朝鮮“弾道ミサイル”数発を発射 韓国軍

日テレNEWS NNN

8:29

0:43

【動画】北朝鮮が数発の短距離弾道ミサイル発射 石破首相がコメント

日テレNEWS NNN

9:01

0:27

北朝鮮“弾道ミサイル”EEZ外側にすでに落下か 防衛省

日テレNEWS NNN

8:06

1:51

米大統領選、両氏が激戦州で“最後の訴え”

日テレNEWS NNN

6:15