宮﨑駿監督『君たちはどう生きるか』ゴールデングローブ賞受賞 鈴木敏夫Pがコメント
GG賞でアニメーション映画賞を受賞した宮﨑駿監督
米・アカデミー賞の前哨戦ともいわれる第81回ゴールデングローブ賞で、宮﨑駿監督の『君たちはどう生きるか』がアニメーション映画賞を受賞。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーがコメントを発表しました。
【以下、鈴木敏夫プロデューサーのコメント全文】
「君たちはどう生きるか」の受賞の知らせを聞いて、本当にうれしく思います。歴史あるゴールデン・グローブ賞で、ジブリ作品が賞を頂いたのは初めてのことなので、格別な気持ちです。日本では年初以来、地震や事故などの痛ましいニュースが相次ぎました。被災地では未だ救助を待っている方々が数多くいらっしゃるという報道を聞くと、やり切れない思いで一杯になります。そんな中で受賞という明るいニュースは、少しでも皆さんに笑顔を届けることができるでしょうか。
■GG賞のアニメーション映画賞で日本作品の受賞は史上初
ゴールデングローブ賞のアニメーション映画賞は2007年に始まり、2019年には細田守監督の『未来のミライ』が、去年2023年は湯浅政明監督の『犬王』がノミネートされましたが、受賞するのは史上初。3月に行われるアカデミー賞でも受賞が期待されます。
また、作曲賞でノミネートされていた久石譲さんは惜しくも受賞を逃しました。