片岡仁左衛門 78歳「これを最後とさせていただきました」 一世一代の舞台を勤める
『霊験亀山鉾』で藤田水右衛門を演じる片岡仁左衛門さん(C)松竹
歌舞伎俳優の片岡仁左衛門さん(78)が、一世一代で勤める『霊験亀山鉾(れいげんかめやまほこ)』(25日千穐楽)が、東京・銀座の歌舞伎座で上演が始まりました。
歌舞伎座の新開場から十周年となり、第三部で上演されている『霊験亀山鉾』。2002年に初めて演じた藤田水右衛門と、隠亡の八郎兵衛の二役を当たり役としてきた仁左衛門さん。「水右衛門は陰、八郎兵衛は陽」と、それぞれの“悪”の違いを表現しています。
また、仁左衛門さんは二役の早替りも披露。そして今回、監修もつとめています。公演前の取材会では、「水右衛門も八郎兵衛も、好きなお役です。本当に寂しいですが、今ならみっともなくないものをお見せできるだろうと思いましたので、これを最後とさせていただきました」とコメントしていました。
歌舞伎座の新開場から十周年となり、第三部で上演されている『霊験亀山鉾』。2002年に初めて演じた藤田水右衛門と、隠亡の八郎兵衛の二役を当たり役としてきた仁左衛門さん。「水右衛門は陰、八郎兵衛は陽」と、それぞれの“悪”の違いを表現しています。
また、仁左衛門さんは二役の早替りも披露。そして今回、監修もつとめています。公演前の取材会では、「水右衛門も八郎兵衛も、好きなお役です。本当に寂しいですが、今ならみっともなくないものをお見せできるだろうと思いましたので、これを最後とさせていただきました」とコメントしていました。