King Gnu・井口理「この作品に関わった全ての人に、出会いに、感謝」 来春公開の映画で初主演
■井口 “ヒゲ”をそり、撮影に挑む
“ヒゲ”をそり、監督とともに撮影地のロケハンにも帯同したという井口さん。並々ならぬ思いで挑んだ作品について「本作の主人公、ススメとの出会いが自分にもたらしたものはとても大きかった。人とコミュニケーションが取れない彼に向き合った約半年という時間の中で、自分自身が今まで人に伝えられず蓋をしていた気持ちとも同時に向き合うことになったからだ。自分と向き合うということ、それは今まで極力避けてきたことだったが今回の撮影を終えて、それがとても大きな財産になったと実感している」と振り返りました。
■井口「この作品に関わった全ての人に、出会いに、感謝」
さらに、「コミュニケーションがうまくいかないもどかしさは誰しもが感じるものであり、そこで生まれる葛藤はおそらく今回ススメという人間として形を成した。この作品に関わった全ての人に、出会いに、感謝します。そしてみなさんがご覧になったとき、少しでもやさしい気持ちで明日を生きていけますように。映画が完成した今、そう強く願います」と、作品への思いを明かしました。
【井口理プロフィル】
1993年10月5日生まれ、長野県出身。4人組バンド“King Gnu”で、ボーカルとキーボードを担当。近年は、俳優としても映画『劇場』(20年)や、『佐々木、イン、マイマイン』(20年)などに出演。さらに、ナレーション業なども含め、活動の幅を広げている。