MISIAさんが避難生活にエール 「皆さんの笑顔を見たかった…」
避難所が開設されている輪島市の中学校で、歌手のMISIAさんが炊き出しに参加し避難生活を続ける人たちにエールを送りました。
輪島市立東陽中学校を訪れたのは…歌手のMISIAさんです。
およそ250人に地元のシェフらが作ったビーフシチューなどを手渡しました。
「寒いから温かいうちに食べてください」
MISIAさんは、県森林公園の名誉園長を務めていて、自然の保護を訴える企画に参加するなど、県と関わりがあり、炊き出しは今回で2回目。
被災地で生活するファンからは自然と笑顔がこぼれます。
「学生のころから聴いていたので感動しました」「またがんばろうと思います」
「ありがとうございまーす」
「遠くからきていただいてとても嬉しかったです」
背中にサインをもらう女性に…
MISIAさん:
「(名前について)こころなんだ、素敵な名前ですね」
女性:
「MISIAさんに言っていただけるなんて!」
「幸せでした…どこに住んでるの、とか気にかけてくれて優しい人でした。もったいなくて(ビーフシチューを)食べられないかもしれないです」
ビーフシチューを食べた人は…
「うまい!」「元気もらえますね」「パワーもらえます」
MISIA さん:
「温かいご飯を食べて、きょうも寒いけど少しでも温まって下さいね、みんなで作ったので元気になってくださいねとそういう言葉をかけました」
「やはり皆さんの笑顔を見たかったので、少しでも笑顔を見せてくれたら私は何よりです」
「現地の人が何が必要かを学びながら今後も関わっていきたいなと思います」
「みんなで一緒に」
MISIAさんは今後も被災地を訪れる予定で、能登を支援する音楽フェスティバルの開催も目指すということです。