×

「数学を使って地上絵を描く」土地家屋調査士が講師 中学生が測量体験

2025年3月13日 11:54
「数学を使って地上絵を描く」土地家屋調査士が講師 中学生が測量体験
テレビ宮崎

12日、宮崎県日南市の中学校で測量体験の出前講座が開かれ、生徒たちが学校のグラウンドに地上絵を描きました。

出前講座は宮崎県土地家屋調査士会が、飫肥中学校の3年生を対象に開いたものです。
講座では、建設現場などで使用される測量機器を操作して角度や距離を正確に計測。
数学の授業で習った三平方の定理などを活用して、学校のグラウンドに巨大な星マークを描くことに挑戦しました。

(生徒)
「もうちょい右!もっと右!」

そして、1時間半後…生徒たちは、角度や距離を正確に導き出し、グラウンドに幅60メートルと30メートル、合わせて4つの星マークを完成させました。

(生徒は)
「とても楽しかったですが、正確さなどが大変で難しかった」
「機械で正確に測ってみたけど難しかった(中学最後の)みんな良い思い出、良い経験になったと思います」

(宮崎県土地家屋調査士会・隈雅彦会長)
「教科書で学ぶことも大事だが現場で、『あっ!こういうことか』と気づいていただければ、それで十分」

講座の最後には、ドローンを飛ばして、生徒たちは完成した地上絵と記念撮影。
卒業前の思い出のひとときとなっていました。

最終更新日:2025年3月13日 14:02
    テレビ宮崎のニュース