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「ウマ娘 プリティーダービー」も 「Cygames」の作品に登場する背景画美術展 山形市で開催

2024年7月23日 17:40
「ウマ娘 プリティーダービー」も 「Cygames」の作品に登場する背景画美術展 山形市で開催

スマホやパソコンで楽しむ人気ゲームを製作している「Cygames」の作中に登場する背景画などを展示する美術展が、23日、山形市の東北芸術工科大学で始まりました。東北では唯一の開催です。

「Cygames」は、これまでスマートフォンゲームの「Shadowverse」や実際の競馬をモチーフに競走馬を擬人化したキャラクターを育成するゲームの「ウマ娘 プリティーダービー」などを制作している会社です。
23日に始まった背景美術展は、「Cygames」がこれまで制作した5作品の背景画およそ200点が展示されています。
人気RPGゲームの「グランブルーファンタジー」の背景画です。
「空の世界」がテーマのこのゲーム。雲の動きや日の差し方などクリエイターのこだわりが伝わります。
一方、実在する競走馬のエピソードをゲームに巧みに反映させ話題になった「ウマ娘 プリティーダービー」の背景画。レース場やライブ会場といったキャラクターたちが活躍するシーンを彩る背景にクリエイターの工夫が詰まっています。
今回の美術展のために作られたオリジナルの背景画です。模型も一緒に展示されているため、遠近感や陰影などを詳しく見ることができます。

芸工大生「実際ゲームでやるのとは違って細かな構成とかを見れて感動」
芸工大生「勉強になる。私は背景は得意じゃないが、プロの方の背景は、細部の書き込みとか全部にストーリーが詰まっていて勉強になる」
Cygames担当者「普段ゲームの中でしか見られない背景ってキャラクターやボタンで隠れてしまいがち。細部のこだわりや実はこういう風になっていたんだというのが見どころ。背景ってこういう風に作られているんだと新たな発見として見てもらえるといい」

会場にはこのほかクリエイターが創作に使うデスクの再現やゲーム中の時間や天候の変化に合わせて変わる背景画を見ることができる装置も展示されています。
Cygames背景美術展は、全国5つの芸術系の大学を巡回しています。東北では唯一山形市の東北芸術工科大学で7月28日まで開かれています。

最終更新日:2024年7月23日 20:10
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