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日本の原風景描いた木版画家・川瀬巴水の作品展 山形美術館で始まる

2024年7月11日 12:28
日本の原風景描いた木版画家・川瀬巴水の作品展 山形美術館で始まる

日本の原風景などを表現した木版画家・川瀬巴水の作品展が11日、山形市の山形美術館で始まりました。

川瀬巴水は、大正から昭和にかけて活躍した木版画家です。近代化により街並みや風景がめまぐるしく変貌する時代に、国内を旅して日本の原風景などを描きました。

作品展は、山形新聞・山形放送のことしの8大事業と山形美術館の開館60周年記念事業として開かれ、初日の11日は、関係者がテープカットで開幕を祝いました。

会場には、雪が降りしきる街並みのほか、現在も観光名所として有名な山口県の錦帯橋など四季折々の作品、およそ180点が展示されています。作品展「川瀬巴水旅と郷愁の風景」は8月25日まで山形市の山形美術館で開かれ、期間中は記念講演会や版画制作の実演も企画されています。

最終更新日:2024年7月11日 12:28
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