一時1ドル=147円66銭を超える円安に 約32年ぶり
外国為替市場で円相場が一時、1ドル=147円66銭を超える円安となり、1990年8月以来およそ32年ぶりとなる円安ドル高水準を更新しました。
円相場は日本時間13日夜、147円66銭を突破し1990年8月以来、およそ32年ぶりとなる円安ドル高水準を更新しました。
アメリカで日本時間の13日夜発表された9月の消費者物価指数が市場予想を上回ったことを受けたものです。
このためアメリカが今後も、記録的な物価高を抑えるために大幅な利上げを継続するとの見方から、低金利政策を維持する日本と、金利を引き上げるアメリカとの金利差が改めて意識され、円を売ってドルを買う動きが急速に強まっています。