7月2夜連続の為替介入は約5兆5300億円 財務省発表
財務省は、政府・日銀が7月中旬に2夜連続で実施した円買いドル売りの為替介入の規模について、およそ5兆5300億円だったと発表しました。
政府・日銀は、11日と12日、円安の是正のため、外国為替市場でドルを売って円を買う為替介入に踏み切りました。この介入の日を含む6月27日から7月29日までで介入に使った資金の総額について、財務省は31日、5兆5348億円だったと公表しました。
11日の夜、外国為替市場では4円以上円高が進行し、12日の夜にも円相場が一時、急速に1円以上、円高に進みました。その時点で財務省の神田財務官は、介入をしたかどうかを明らかにしませんでしたが「介入した場合の総額は、7月31日に出す」と話していました。