日経平均 9日ぶり反落 8日続伸で2000円近く上昇…反動で利益確定売り優勢に
5月23日の東京株式市場で日経平均株価の終値は9営業日ぶりに値を下げ、前日比129円5銭安い3万957円77銭でした。
午前の東京株式市場では、コロナ禍からの経済回復や、外国為替市場で円相場が1ドル=138円台後半とおよそ半年ぶりの円安水準となったことから、輸出関連の銘柄を中心に買い注文が入りました。日経平均株価の上げ幅は一時260円あまりになりました。
しかし、午後の取引になると、日経平均株価が22日まで8営業日連続で値を上げ、2000円近く上昇していたことから、その反動で利益を確定する目的の売り注文が次第に優勢となりました。日経平均株価の下げ幅は、250円を超える場面もありました。
東証プライムの売買代金は、概算で3兆7601億円。東証プライムの売買高は、概算で14億1819万株。