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日経平均185円高 インバウンド関連銘柄に買い注文膨らむ 水際対策の緩和表明で

2022年5月6日 18:09
日経平均185円高 インバウンド関連銘柄に買い注文膨らむ 水際対策の緩和表明で

6日の東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、連休前の今週月曜日の終値に比べて、185円3銭高い2万7003円56銭でした。

前の日のアメリカ市場でダウ平均株価が1000ドル以上値を下げました。

この流れを受け、6日朝の東京市場では、売り注文が優勢となりましたが、ゴールデンウイーク中ということもあり、積極的な売買が控えられ、東京市場は大きな下落にはつながりませんでした。

しかし、午後にかけては、イギリスを訪問していた岸田総理大臣が、5日の講演で水際対策の緩和を表明したことから、インバウンド消費に関連した銘柄に買い注文が膨らみ、日経平均株価はプラスに転じました。

また、円相場が円安に傾いていることなども買い注文の要因となりました。

東証プライム市場の売買代金は、概算で3兆4359億円。売買高は、概算で14億9856万株。