三菱自動車は、今年春ごろに発売予定の電気だけで走る軽自動車を初めて公開しました。

公開されたのは、三菱自動車と日産自動車が初めて共同で開発した軽の電気自動車です。ガソリンを使わないため二酸化炭素を排出せず、搭載されたバッテリーからの電気でモーターを動かします。

三菱自動車・加藤隆雄社長「街中で乗るお客様には全然ご不便をおかけしない距離を走ることができる。軽ＥＶが皆さんの生活に密着したものだと、この車でアピールしていければ」

１度の充電で走れる距離はおよそ１７０キロで、バッテリーの容量をあえて抑えコストを下げています。販売価格は、補助金などを含めると２００万円程度ということです。

他のメーカーも軽ＥＶの発売を計画していて、ホンダは２０２４年までに、スズキとダイハツも２０２５年までに、軽のＥＶを発売する予定です。