最優秀バッテリー賞 柳&木下 山本&若月
プロ野球の最優秀バッテリー賞授賞式が14日に行われ、セ・リーグからは中日の柳裕也投手と木下拓哉捕手、パ・リーグからはオリックスの山本由伸投手と若月健矢捕手が選ばれました。
中日の柳投手は今シーズン、防御率2.20、最多奪三振168で、2冠を獲得。最優秀バッテリー賞は初の受賞となります。
木下捕手は柳投手が登板した試合全てでマスクをかぶり、2年連続2回目の受賞となりました。
柳投手は「今シーズン、調子が良くない試合や、うまくいかない時もありましたが、どんな時でも木下さんが、僕の力を最大限に引き出してくれました」とコメント。
木下捕手は「受賞できたのも、柳の素晴らしい投球のおかげだと思いますし、僕自身も柳の気迫に引っ張ってもらう試合もありました」としています。
また、オリックスの山本投手と若月捕手も初の受賞。山本投手は最多勝利18勝、防御率1.39、最多奪三振206、勝率.783で4冠をマークし、チームを25年ぶりのリーグ優勝に導きました。
若月捕手は山本投手とのコンビでは防御率0.72の数字を残しています。
若月捕手の好きなところを聞かれた山本投手は「僕はわがままな部分もたくさんあると思うんですけど、しっかり優しく接してくれて球場につくといつも話しかけてくれるので本当に夫婦のような関係」と仲の良さをアピールしました。
また、賞金として各選手に100万円が贈呈されるバッテリー賞。
若月捕手は「チームメイトから『由伸のおかげで100万か、ずるいな』と言われたので、来年こそは違うピッチャーとまたここに立てるように頑張りたい」と冗談交じりに語り、会場をわかせました。