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まだまだ続く“値上げの波”に対抗 「100円おせち」に「具なしカップ麺」 残り物でなく「アルモンデ」

2022年11月30日 19:47
まだまだ続く“値上げの波”に対抗 「100円おせち」に「具なしカップ麺」 残り物でなく「アルモンデ」

今年は2万品目を超える商品が値上げされていて、12月も少なくとも145品目が値上げされます。売り手側も消費者側も物価高を乗り越えるため、工夫をしていました。

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新しい年が始まるまで、あと1か月。備えも必要です。

師走を翌日に控えた30日、ローソンストア100が発表したのは、恒例の「100円おせち」です。おなじみの「黒豆」や「だて巻き」から、高級食材「あわび」など、今年は過去最多の45種類がすべて100円(税抜き)です。自分だけのおせちを作ることができます。

ただ、食品の値上げが相次ぐ今、100円の実現には困難も多かったといいます。

ローソンストア100「100円おせち」開発責任者 近藤正巳さん
「昨年よりも早い段階で、原材料・包材の確保、物流のシステムの構築をしてきました」

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2022年は言わば「値上げの年」でした。帝国データバンクによると、11月30日までに2万品目を超える商品が値上げされていて、12月も少なくとも145品目が値上げされます。

さらに、それで終わらず、年明けには2000品目以上の値上げが控えているのです。物価高を乗り越えるには、創意工夫が欠かせません。

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家計を助けるため、伊藤ハムが開発したのは「Silkウインナー」です。主力商品と比べると、100グラムあたり100円ほど安くなっています。その価格の理由は、豚肉だけでなく、割安な鶏肉も使っていることです。

伊藤ハム米久ホールディングス・マーケティング部 今村佳代子さん
「鶏肉と豚肉を原材料に使用しておりまして」

同じ羊の腸を使っているため、かじったときのパリッと感は健在です。味については肉肉しさが減り、子どもでも食べやすい、なめらかな食感に仕上がったといいます。

伊藤ハム米久ホールディングス・マーケティング部 今村佳代子さん
「豚肉のうまみ、鶏肉のあっさり感というのがバランスがとれるような」

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カップ麺には、極限まで具材を排除したものが登場しました。

明星食品・マーケティング本部 根橋弘樹さん
「余計なところにコストをかけないで、麺とスープだけに注力して」

入っているのは、麺とスープだけです。具材をカットした分、値段もカットされていて、希望小売価格は100円ほど抑えられています。ただ、こだわりは当然、カットしていません。

明星食品・マーケティング本部 根橋弘樹さん
「麺とスープだけなので、ごまかしがきかない。麺のつるみ・のどごし・だしの素材にも徹底して」

シンプルな分、好きな具材をいれて楽しむのもおすすめだということです。
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“値上げの波”で、消費者の意識にも変化が見られています。夕飯時に話を聞くと…

30代
「日持ちする冷凍食品は、たくさん買うようになった」

50代
「自分の足で歩いて、ちょっと安いの探したり」

30代
「基本的には“あるもので”。週の後半とかは食材が減ってくるので、“あるもので”作ろうって」

20代
「一人暮らしなので、“あるもんで”生活してて」

まさにその意識、料理専用のSNS「スナップディッシュ」には、家にあるもので作ったことを意味する「アルモンデ」という言葉が添えられたレシピが急増しているのです。

スナップディッシュ・ファンマーケティング事業部 落井麻紀さん
「残り物で済ませたっていうのは、作り手からすると、ちょっと申し訳ない、罪悪感がある作り方だったと思うが、『アルモンデ』とイタリアンっぽくおしゃれにいうことで、前向きな印象に変わったかなと」

「残り物」ではなく、「アルモンデ」と言葉を言い換えるだけで、節約も楽しさがありそうです。