ソニーとシャープ 電子書籍端末を発売
電子のディスプレーで書籍を読むことができる電子書籍端末が、国内の家電メーカー2社から10日、同時に発売された。
発売されたのは、「ソニー」の「Reader」と、「シャープ」の「GALAPAGOS」。国内メーカーの製品としては初めての本格的な電子書籍端末となる。
ソニーのリーダーは、「電子ペーパー」と呼ばれる白黒のディスプレーが採用され、文字をはっきりと読むことができる。シャープのガラパゴスにはカラーディスプレーが採用され、鮮やかな画面で雑誌なども楽しめる。来年春までには映画や音楽、ゲームといったコンテンツも楽しめるようになるという。
どちらもインターネット上の販売ストアから書籍を購入する仕組みで、現時点で2万冊以上の書籍が取りそろえられている。
国内メーカーも本格的に参入しだした電子書籍市場は今後、各社の競争が激しくなりそうだ。