あすから「デジタル給与」解禁 スマホ決済アプリなど使い受け取り可能に
「スマホ上の○○ペイに給与が振り込まれる」。4月1日、そんな「デジタル給与」が解禁されます。
スマホの決済アプリなどで給与を受け取ることができる「デジタル給与」が法律上、4月1日から可能になります。こうした中、デジタル給与の導入を検討している企業を訪れました。
導入検討の理由は、すでに社内の経費精算では「送金アプリ」を導入していて、会社のコスト削減など効果を実感したからだといいます。また…。
日本瓦斯・尾作恵一常務「社員の福利厚生として優位になるんじゃないかなと。(今、銀行では)ほとんど金利がつかないことに比べればポイントを獲得しやすくなる」
社内の反応は。
社員「数万円(の受け取り)とかからまず始めてみたいなと」「今まではやっぱり(スマホアプリに)チャージをしないといけなかったのが、すぐ直接振り込まれるので、その手間がなくなるのも便利だなと」
実際、デジタル給与が始まるのは、スマホ決済業者が厚生労働省の認可を得たあととなり、数か月先となる見通しです。
日本テレビの取材に対し、PayPayとau Payは「申請に向け準備中」、一方、LINEペイは「慎重に検討中」だとしています。