みずほ問題受け金融庁が大手銀G3社検査へ
みずほ銀行の融資問題を受けて、金融庁は年内にも大手銀行グループ3社に対して暴力団への融資がなかったか検査に入る方針を固めた。
金融庁は去年12月、みずほ銀行に検査に入ったが、みずほ銀行は金融庁に対し、暴力団組員への融資について事実と異なる報告をしていたことが明らかになっている。
これを受けて、金融庁では年内にもみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行の大手銀行グループ3社に検査に入る方針を固めた。その際、みずほ銀行以外の銀行でも暴力団組員らへの融資がなかったか重点的に検査する方針。
検査では、全般的に検査するのではなく課題ごとに専門のチームを作る方針で、検査の質の向上に取り組むことにしている。