東京電力病院、東京建物に100億円で売却
東京電力は23日、都内にある東京電力病院を不動産大手の東京建物に100億円で売却する契約を結んだと発表した。
東電は、経営合理化の一環として保有する資産の売却を進めているが、23日、東京都新宿区にある東電病院を不動産大手の東京建物に100億円で売却する契約を結んだ。東電病院には現在、3人の患者が入院しており、3月末までには入院患者らも移動し、東京建物側に引き渡されるという。
東電病院をめぐっては2012年6月、東電の株主総会で、当時の東京都副知事の猪瀬直樹氏が経営陣に強く売却を迫り、その後、売却される事が決まっていた。