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ECC DMに“ベネッセ”データ使用か

2014年7月18日 23:20
ECC DMに“ベネッセ”データ使用か

 ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で、英会話大手の「ECC」がベネッセのデータとみられる約2万7000件の個人情報を購入し、ダイレクトメールの発送に利用していたことが分かった。

 ECCによると、今年2月から4月にかけて大阪市の名簿業者から大阪や名古屋市などに住む高校生の名簿約7万5000件を購入したという。名簿には名前や住所、電話番号などが記載されていて、ECCは、この情報を元に約6万6000通のダイレクトメールを発送していた。

 その後、ベネッセの顧客情報の流出が発覚すると、名簿業者から「およそ2万7000件はベネッセのデータの可能性がある」と連絡があったという。

 ECCは、「ベネッセから流出した情報であると認識した上で利用した事実は一切ない」としている。