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日本の食料自給率、4年連続で40%下回る

2014年8月5日 14:49
日本の食料自給率、4年連続で40%下回る

 日本の食料自給率が4年連続で40%を下回った。

 農林水産省が発表した2013年度の食料自給率は、去年と同様、カロリーベースで39%となった。これは、調査を始めた1960年以来4番目に低い水準で、4年連続で同じ水準。消費税率引き上げ前の駆け込み需要などによって国産のコメの需要が若干増えた一方、天候不良などによって小麦や大豆の国内生産量が減少したのが要因。

 政府は2020年度までに食料自給率を50%に引き上げる目標を掲げており、今後、今の目標について検証作業を進め、現実的な目標設定について議論していく考え。