先端技術の見本市「シーテック」きょう公開
私たちの身の回りの製品を進化させていく最先端の技術。そのアジア最大級の見本市「シーテックジャパン2014」が、7日から一般向けに公開される。
オムロンが披露するのは「卓球ロボット」。センサーで集めた情報を基に、瞬時に機械が考えて、作動するという技術を応用した。
タイコエレクトロニクス“恐竜ロボット”は、ネット上で恐竜の中の空気の圧力を調節することで、何百キロも離れたところからでも恐竜を動かせるという。タイコエレクトロニクスジャパンの広報宣伝部・木下俊之氏は「(災害時の)救助にお役に立てれば」と話した。
NTTドコモが開発したのは、「歩きスマホ防止」のための製品。“ユビナビ”と呼ばれる棒が、スマートフォンから送られる情報を基に、左右にねじれて道順を教えてくれる。
こちらも、社会のニーズに応えた製品“ねむりモニター”。ベッドの脚に内蔵されたセンサーが、ベッドの細かい振動や重心の位置を感じ取って、サーバーに情報を送る。開発したのは、自動車の部品メーカー「アイシン精機」。エアバッグを安全に作動させるための体重検知センサーを活用したそう。
最新技術の粋を集めた「シーテック」は、11日まで千葉県千葉市・幕張メッセで開催される。