経済産業省は１０日、北海道電力の値上げ申請について来月１日からの値上げを認可する方針を示した。

　北海道電力は家庭向け電気料金で１７．０３％の値上げを申請していたが、経産省は、他の電力会社の火力燃料費と比べるなどの査定の結果、１５．３３％の値上げを認可する方針。

　値上げは、来月１日からが見込まれているが、電力消費の多い来年３月までは、緩和措置として値上げ幅をさらに約３％引き下げ、１２．４３％の値上げとするよう求める。また今回の値上げが北海道の泊原発の停止を理由にしている事から、再稼働し次第、値下げの実施も求める。