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愛媛・伊方原発3号機 再稼働審査“合格”

2015年5月20日 12:13
愛媛・伊方原発3号機 再稼働審査“合格”

 原子力規制委員会は愛媛県にある伊方原発3号機について、再稼働の前提となる審査に事実上、合格したことを示す審査書の案を了承した。原発の新たな規制基準のもとでの審査合格は、3例目となる。

 四国電力は2013年7月、伊方原発3号機の再稼働に向けて原子力規制委員会に審査を申請し、地震や津波などの対策を強化してきた。規制委員会は、20日の会合でこれらの安全対策が「原発の規制基準に適合している」とする審査書の案を全会一致で了承した。今後1か月間、国民から意見を募ったあと、正式な審査書を決定するが、その後も地元の同意手続きや設備の検査などが必要で、再稼働は早くとも冬以降になる見通し。

 規制委員会の審査に合格したのは、鹿児島県の川内原発1、2号機と福井県の高浜原発3、4号機に続いて、3例目。