伊方原発3号機 きょう審査合格へ 愛媛
愛媛県にある四国電力・伊方原発3号機について、原子力規制委員会は審査に合格したことを示す審査書を15日、正式に決定する見通し。原発の新たな基準のもとでは3例目の審査合格となる。
四国電力は、2013年7月、伊方原発3号機の再稼働を目指して原子力規制委員会に審査を申請していた。規制委員会は15日の会合で、安全対策などについて「新基準に適合している」とする審査書を正式に決定する見通し。
原発の新基準に基づく審査の合格は、鹿児島県の川内原発、福井県の高浜原発に続き3例目。四国電力は年明け以降の再稼働を目指している。ただ伊方原発は、細長い半島の付け根に位置していることなどから、一部の住民からは避難に対する不安の声も出ている。