コンビニエンスストアを展開するセブンイレブンがドーナツ業界に挑む。

　セブンイレブンは２７日、新たな商品として「セブンカフェドーナツ」を販売すると発表した。ドーナツは専用のケースで温度管理されていて、価格は１個１００円前後で販売する。来年１月から首都圏の一部店舗で販売し、８月までに全国の店舗で展開していく予定。

　セブンイレブンでは、レジカウンターのすぐ脇でドリップコーヒーを販売する「セブンカフェ」の売り上げが好調なことから、ドーナツもそのすぐそばに置き一緒に買ってもらう戦略。来年度、ドーナツで約４００億円の売り上げを見込んでいる。

　ミスタードーナツなどドーナツ業界も意識した今回の戦略は、既存のドーナツチェーンにも影響を与えそうだ。