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品薄の家庭用バター、供給量増加を直接要請

2014年11月28日 19:07
品薄の家庭用バター、供給量増加を直接要請

 家庭用のバターがスーパーなどで品薄になっていることを受け、農林水産省は28日夕方、乳業メーカーなどを集め、供給量を増やすよう直接要請を行った。

 国産のバターは、酪農家の減少や去年の猛暑などの影響で生産量が減っていて、スーパーなどで家庭用バターの品薄が続いている。

 農水省はこれを受け、今年2回にわたりバターの緊急輸入を決めたものの、店頭での品薄が解消されていないことから、28日、乳業メーカーなどを集め、家庭用バターの供給量を増やすよう直接要請した。12月はクリスマスなどで1年で最もバターの需要が多くなるということで、メーカー側も対策を行う見通し。