三菱東京ＵＦＪ銀行は２６日、来年１月に借りる際の１０年固定型の住宅ローンの金利を過去最低に引き下げると発表した。

　三菱東京ＵＦＪ銀行は来年１月に借りる際の１０年固定型の住宅ローンについて、最も優遇を受けた場合の金利を過去最低の１．１５％に引き下げる。金利を決める際の指標となる１０年物国債の利回りが、日銀の追加緩和の影響で下がっていることなどが要因。

　１０年物国債の利回りは２６日朝の東京債券市場で一時、過去最低となる０．３％を記録するなど、今月に入り急激に低下している。

　この流れを受けて、みずほ銀行も１０年固定型の住宅ローン金利を同様のレベルまで引き下げる方針で、今後、ほかの銀行にも金利引き下げの動きが広がると予想される。