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NYダウ36ドル続落 長期金利上昇に警戒

2015年5月13日 9:09

 12日、アメリカ・ニューヨーク株式市場のダウ平均株価は、アメリカの長期金利が急激に上昇したことへの警戒感から値を下げ、前日終値比36ドル94セント安の1万8068ドル23セントで取引を終えた。また、ハイテク株が中心のナスダック総合指数も前日より17.38ポイント下げ、4976.19だった。

 この日はアメリカの長期金利が急激に上昇したことや、ヨーロッパの主要な株式相場が軒並み下落したことを受け、市場に警戒感が広がり、ダウ平均株価は一時、180ドル値を下げた。一方、4月のアメリカの財政収支は、景気の回復を背景に1567億ドルの黒字になったと発表された。黒字幅は7年ぶりの大きさとなり、アメリカ経済への期待感から買い注文が入った。

 しかし、この日の売り圧力は強く下げ幅を縮めるにとどまり、ダウ平均株価は続落となった。

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